タンパク質

タンパク質は多数のアミノ酸が枝分かれすることなく鎖状に繋がった生体高分子化合物であり、生体を構成する主要な物質のひとつである。タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は全てL型アミノ酸である。アミノ酸は他のアミノ酸とアミド結合 (ペプチド結合) をすることで重合体を形成することができる。諸説あるが、単純にアミド結合の数だけを考えた場合、その数が100を超えるあたりから、アミノ酸重合体はタンパク質と呼ばれるようになる。それより小さいものはペプチド(ポリペプチド)と呼ばれる。これとは別の定義方法にて、すなわち、フォールディングが滞りなく完了し、生体内である一定の機能を発揮できるアミノ酸重合体のことをタンパク質と呼ぶのであれば、最小で10アミノ酸からなるタンパク質も存在する。日本で人工的に合成されたβ-hairpinタンパク質であるchignolinがそれである。Chignolinは以下のような構造をとる。

chignolin

タンパク質は生体内においては、遺伝情報の保持および伝達の担い手である核酸から設計され、構築される。生体内分子における機能発現の主役はタンパク質であり、構造解析、機能解析、解析手法、創薬対象など様々な分野の研究対象である。

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